こんにちは、ライスフィッシュマン(@ricefishman)です。
去年の秋に池で見つけたエビを飼育しています。
最初何エビかわからなかったのですが、模様などからスジエビだろうと判断しました。
しかし・・・
何やらスジエビに似た外来種がいるとか。
事の発端は下記動画。
タイトルの”スジエビではなかった”という部分が引っ掛かり動画の概要欄を読んでみたところ、在来種のスジエビに似た外来種「Palaemon sinensis」というエビがいるらしい。
「Palaemonetes sinensis」と表記されているところもあるのですが、Palaemonetes属は北米に生息する種類をさすらしいので「Palaemon sinensis」が正しいらしいとかなんとか。(専門家じゃないのでよくわかりません)
2017年に「チュウゴクスジエビ」という和名が提唱されたらしいので、とりあえずチュウゴクスジエビと呼びます。
元々はロシアや中国に生息するエビなんだそうですが、エサ用などに輸入されたものが捨てられたりして近年各地に定着し始めているんだとか。
下記資料にスジエビとの見分け方が書かれており、チュウゴクスジエビはスジエビより目が小さく尾の先端が尖っていて、ハの字模様が直線ではなくフックの様に途中から折れているらしい。
⇒ 淡水エビのスジエビ Palaemon paucidens に酷似した外来淡水エビ Palaemonetes sinensis の宮城県における初確認
また、頭にある額角と呼ばれる角が鋭利なのもチュウゴクスジエビの特長だそうな。
前に撮った写真を見る限り、目は大きめだしハの字は直線。
しかし、この個体は3月に★になってしまっているため、現状しっかりと特徴を確認できる大きめの個体がおらず。
この写真の個体はスジエビだったとしても、ほかの個体がチュウゴクスジエビの可能性もあり得ます。
もしチュウゴクスジエビが混じっていた場合、先日生まれた小エビたちが雑種の可能性も・・・
下記2017年の資料を見る限りまだ特定外来生物には指定されていないようですが、最近は色んなところで定着が確認されている様なので指定されるのも時間の問題かもしれません。
⇒ 外来釣り餌動物チュウゴクスジエビ Palaemon sinensis の 流通に及ぼす新輸入防疫制度の影響
もし指定されてしまったら★になってもらうしかないですね・・・
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