こんにちは、ライスフィッシュマン(@ricefishman)です。
先日墓参りに行った際、駐車場に沢山のユリが咲いてました。
「テッポウユリ(鉄砲百合)」かなと思ったのですが、調べてみると何やら葉っぱの形が違います。
さらに調べてみると、どうやら「タカサゴユリ(高砂百合)」というユリだそうな。
テッポウユリは葉が丸いユリらしい形をしているのですが、タカサゴユリは細長く白い花に紫っぽいラインがあるそうです。
テッポウユリと見た目が見ているので、「ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)」と呼ばれることもあるそうな。
ちなみに、テッポウユリは沖縄原産だそうで、それ以外の地域で自生しているのはほぼタカサゴユリだそうです。
また、テッポウユリは初夏(4~6月)に咲くそうですが、タカサゴユリはお盆近辺(7~9月)に咲くそうです。
ということは、この時期に咲いてるテッポウユリっぽいのは、全部タカサゴユリと考えていいのかな?
最近はテッポウユリとタカサゴユリが交配したものもあり、紫っぽいラインのないものもあるようです。
撮った写真を見返してみましたが、自分が見たものも紫っぽいラインがありません。
こういった交配種は、「シンテッポウユリ(新鉄砲百合)」とも呼ばれるらしい。
タカサゴユリは台湾原産の外来種で、園芸用として輸入されたものが自生して増えてしまったようです。
国立環境研究所の「侵入生物データベース」や、環境省、農林水産省が出している「生態系被害防止外来種リスト」に載っており、駆除対象となっています。
侵入生物データベース
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81040.html
生態系被害防止外来種リスト(PDF)
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/files/gairai_panf_a4.pdf
花が綺麗なのであまり駆除されないようですが、自宅の庭などに咲いている場合は、咲き終わった花を摘み取るなど、種が敷地外へ飛散しないようした方が良いでしょう。
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